B土石流及びその対策に関する研究
土石流は破壊力が強大で、最悪の場合には尊い人命をも奪ってしまうことから、土砂災害の中でも最も悲惨な結果をまねきます。
現在、数値計算による土石流の解析手法が飛躍的に進んでいますが、それらの計算を実施するための条件設定には、現地調査によるデータ収集が不可欠です。鳥取県には大山を中心として土石流危険渓流が多くあり、本研究室でも重要な研究テーマとして取り組んでいます。
1996年12月 蒲原沢土石流(長野県小谷村)
←土石流発生域の状況(標高1,300m付近の崩壊)
← 土石流流下域の状況
← 土石流氾濫・堆積域の状況(姫川合流点付近の流路工)
大山の土石流発生渓流の現地調査