主な調査地と実験設備


・モンゴル国の乾燥草原

  

首都ウランバートルの南西約150kmに位置する乾燥草原です。年間降水量は200mm以下です。 ここでは主に、地球環境変化や人間活動が乾燥草原植生に与える影響を調べています。




・中国内モンゴル自治区の緑化事業地



日本の緑化団体( 地球緑化クラブ)が緑化を行っている地域です。 ここでは砂丘緑化がどの程度CO2固定量増加に貢献しているか調査しています。 また、緑化に用いた灌木がその後天然更新を行い、持続的な砂丘固定が可能なのかどうか調べています。




・中国青海省青海湖畔の流動砂丘

 

チベット高原北東部に位置する青海湖の周辺に広がる流動砂丘です。標高3200m以上の高地で、砂丘を登ると息が切れます。 ここでは新しい固砂素材による砂丘固定後の植生回復を調査しました。




・オープントップチャンバー(OTC)

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植 物を高CO2環境下で栽培できる装置です。 下部からCO2濃度を調節した空気を吹き込みます。 上部は開放されており、野外にできるだけ近い環境を再現できるようになっています。 近年の地球大気CO2濃度上昇が植物に与える影響を解析することができます。 ここでは2010年から、常緑樹と落葉樹の高CO2応答の比較実験を行っています。2014年からは乾燥地植物の高CO2応答を調べています。




・温室(ビニールハウス)

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栽培実験を行うためのビニールハウスです。乾燥地の植物を栽培し、主に乾燥耐性についての研究を行っています。




・グロースチャンバー

  


制御環境下で植物体を栽培するのに使います。光強度、温度、湿度が制御できます。

 


・温度勾配インキュベータ


 
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温度と光強度を3室別々に制御できるインキュベータです。発芽の温度応答性を調べる時に重宝します。LEDランプを取り付けて、
赤色光と遠赤色光下での発芽試験が行えるようにしてあります。暗所での発芽を調べるため、暗室を建てました。




・定温乾燥機

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植物体を乾燥させるための器械です。 普段はあまり使いませんが、シーズンになると満杯になります。




・葉面積計



葉面積を測定する、ただそのためだけの器械です。スキャナで測定するよりも早いことが取り柄です。




・分光光度計



光がどれだけ吸収されるかで溶液中の物質の濃度を測定する器械です。クロロフィル量や炭水化物量の分析に使っています。




・実験室とセミナー室

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実験室をパーティションで2つに区切り、片方を実験室、片方をセミナー室として使っています。セミナー室はセミナーや打合せだけでなく、 植物試料の処理などスペースの必要な作業にも使える多目的室です。




・粉砕室



倉庫の一角を借りて植物体の粉砕スペースに使っています。ゴキブリが出るので注意が必要です。




・学生居室


 

研究室のメンバーが普段勉強しているスペースです。学生数によって部屋割が毎年変わるのですが、ここ数年はうちの研究室で一室使っています。




・乾燥地研究センター

研究室に無い機材は、車で15分ほどのところにある、鳥取大学の乾燥地研究センターに借りに行きます。大型人工気象室、光合成測定装置、安定同位体分析器、窒素炭素量分析器、根系解析システム、、、乾燥地研究に必要な機材がいろいろ揃っているので、大変お世話になっています。長期の実験の場合、宿舎を借りて泊まり込むこともできます。

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