太田利男(おおたとしお)教授紹介


太田利男(おおたとしお)Toshio Ohta, DVM, pHD

一言:
平成214月に北海道大学から移り、新しい場所での教育・研究がスタートしました。
教育では獣医薬理学の基礎学習を通じて、単に薬物の作用機序を理解するだけではなく、生体機能や病態生理に興味を持って貰えるよう、講義・実習を充実させて行こうと思っています。研究では薬物作用を細胞・分子の切り口から、丸ごと個体の生理機能の解明や病態の解明へとフィーバック出来るよう進めて行きます。薬というキーワードを用いて生体や細胞機能を解明し、新しい薬物作用機序の検索を通じて次世代の獣医薬理学の構築を目指しています。

太田教授

学生諸君へ:
日々の研究は地道な努力の積み重ね、大変ですが面白い。何か一つでも、新しい発見が出来た時はシビレ(痺れ)ます。この快感が止められず現在に至っています。学生諸君にも是非、この快感を味わって欲しいものです。一緒にシビレましょう。


座右の銘:
「失敗は成功のもと」とにかくチャレンジすることが大切!
おまけの銘「千射万箭」

        今できることを精一杯やろう!

 

趣味:
山のお散歩(野草観察)
風光明媚な山陰地方はお散歩にはうってつけ。散策が楽しみです。
弓道(五段):中々上達しないのが悩み

 稽古不足のため仕方ないですが・・・

 

平成254月〜鳥取大学体育会弓道部顧問

略歴


昭和53年 北海道立札幌北高等学校卒業
昭和57年 北海道大学・獣医学部卒業
昭和59年 北海道大学・大学院獣医学研究科・修士課程修了
昭和60年 北海道大学・獣医学部助手
平成 6年  英国ロンドン大学 (Prof.T.B.Bolton)在外研究員
平成 7年  北海道大学・大学院獣医学研究科・講師
平成 9年  北海道大学・大学院獣医学研究科・助教授
平成 9年  米国ウェインステート大学(Prof.A.Wakade)在外研究員
平成19年 国立大学法人・北海道大学・大学院獣医学研究科・准教授
平成21年 国立大学法人・鳥取大学・農学部・教授

平成25年 岐阜大学応用生物学部・鳥取大学農学部共同獣医学科 副学科長

        菌類きのこ遺伝資源研究センター新機能開発研究部門 部門長

平成30年 鳥取大学農学部共同獣医学科 学科長(令和元年まで)

令和3年  鳥取大学大学院共同獣医学研究科 副研究科長

令和 5   鳥取大学農学部附属 共同獣医学教育開発推進センター長

 

昭和59年 獣医師免許取得 (第22850号)
平成2  獣医学博士(北海道大学、第3849号)
学位論文名「悪性高熱症ブタにおける骨格筋硬直の発生機序と治療薬ダントロレンの

作用に関する研究」

 

所属学会


日本薬理学会(学術評議員)
日本獣医学会(評議員)
日本神経化学会(評議員)
米国神経科学会(Society for Neuroscience