鳥取大学農学部 生命環境農学科 Department of Life and Environmental Agricultural Sciences

学科長あいさつ

近年、農林業を取り巻く社会情勢は大きく変貌しました。経済活動のグローバル化は成長産業としての農林業の再生をわが国の重要課題の一つに押し上げ、農業の6次産業化、農林業を基軸とした地方創生、農作物の海外輸出などの「攻めの農業展開」という新しい流れを生み出しています。

一方で、地球温暖化に起因する気候変動は極端現象の顕在化という形で地域規模から地球規模にわたる環境に大きな影響を及ぼし続けており、環境資源を利用しつつ、地域環境を形成してきた農林業においても対応すべき重要な課題となっています。

鳥取大学農学部の前身である鳥取高等農業学校は、1920年に全国で3番目の高等農業学校として創立されて以来、地域の農林業の振興に寄与してきました。このような伝統に根ざした環境は、農学を学ぶための地の利、知の蓄積という強みとなっています。これらの強みを活かしつつ、生命環境農学科では農林業を取り巻く新しい潮流や広範な諸問題に対応するために、生命環境と環境科学の最新の成果を反映させた農学の教育研究に取り組んでいます。

農学部生命環境農学科長
永松 大

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