冬山実習  
平成27年2月19日(木)~22日(日)の3泊4日の
日程で、冬山実習が行われました。
今年の参加者は3年生を中心に、学生14名、教員4名、
TA5名、実習補佐員1名の、合計24名でした。
XCS XCS練習
 お昼前に、蒜山に到着した一行は午後から活動を開始しました。
初日はクロスカントリースキーの練習をしながら、冬芽の観察です。
今年は、スキー初心者が多かったようで、みんなたっぷり練習をしていました。
解体  調理 鹿カレ- 
例年は行っていませんが、今年は特別にシカの解体をしました!
若桜で狩られたシカを、山本福壽教授が丸ごと一頭持参され、皮剥きと解体を体験しました。

最初は、遠巻きに見ていた学生さんたちも、最後はみんなで協力して皮剥き。
気持ち悪るがることもなく、翌日のお昼ご飯はシカカレーとなりました♪
なかなかできない、貴重な体験ですね^^
集合写真
二日目は
午前中、クロスカントリースキーの本番
午後からはスノーシューで山へ行き、冬芽の観察をしました。

いつも見ている樹木も、冬になるとまったく違う姿を見せます。
図鑑片手に冬芽を調べて、みんな真剣な表情です。

米田さんXCS
  ノルディック   冬芽の観察  冬芽の観察
 下山    下山  下山
 山を上がったら、今度は下りなければいけません。
昨日の練習の成果が、あった人と、初心からの人、色々な人がいますが
転びながらみんな上達していきました。
スキー経験があっても、やはり勝手の違うクロスカントリースキーは、難しいようです。
2日目、3日目は非常に天候に恵まれ、小春日和の中で実習をすることができました。
                西村さん スノーシュー 
 
 午後からは、蒜山でエコツアーをされている団体の方に
ゲストとして来ていただき、活動内容の紹介や動物の足跡に
ついて教えていただきました。

スノーシューは、クロスカントリースキーと違って、
転ぶ心配もなく、落ち着いて冬芽を観察できます。
班ごとに分かれて冬芽の観察とサンプルの採集をしました。
気温が高く、雪が溶けてきていたため
動物の足跡が分かりにくくなっていましたが、
ねずみやリスの足跡を観察することができました。
 冬芽の観察
 
薪割り
3日目は、薪割りです
冬山実習中に薪ストーブに使う薪は、
前年に、今の4年生が作ってくれたものです。
毎年、後輩のために上級生が作る薪ですが
今年も割って割って割りまくりました。
記念撮影
例年、オノを使って割る薪割り体験ですが
今年は、金矢(かなや)とハンマーを使っての薪割り
も同時に行いました。
金矢とは、金属でできた大きなくさびのようなもので
丸太の目にそってハンマーで叩き入れることで
どんな大きな丸太でも、簡単に割ることができる
便利な道具です!
オノで割れないような、大きな丸太でも
女子が簡単に割っていました。
薪割り 薪割り
結束 薪割り

割った薪は、針金で結束し、みんなで協力して運んで、積み上げました。
今年は、参加者の人数が少なく、例年の半分以下の人数でしたが、私たちの心配をよそに
学生さんたちは、積極的に作業に取り組み
たくさんあった薪も、予定より早くに割り終わることができました^^
やはり薪割りは楽しいですね~☆
植菌 植菌
 植菌 最終日4日目は、例年雪上たき火をして
班ごとにダッチオーブンで鍋をするのが恒例です
が、今年は最終日はあいにくの雨だったため
ハウス内でシイタケの植菌体験となりました。

ドリルで穴を開け、そこにシイタケの駒菌を
打っていく植菌作業は、簡単で楽しいと
結構人気がありました。
 蒜山の森の、冬のメイン作業であるシイタケの植菌ですが、学生さんたちに手伝ってもらい
2時間で、作業がどんどん進みました。
みなさんどうもありがとうございました!

雪上たき火ができなかったのは残念ですが、
いつもと違って、シカの解体やエコツアーの方のお話、シイタケの植菌体験など、たくさんの貴重な
体験をすることができたと思います。
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