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本年度の森林環境学演習は、平成27年4月25日(土)~
4月27日(月)までの、2泊3日の日程で行われました。
主に、環境共生科学コースの3年生から18名の参加があり、
教員2名とTA2名を含めて、合計22名の参加者となりました。
本年度は、晴天に恵まれ、
前半は間伐、後半は挿し穂の床替えと苗木の植栽をしました。
   










 
 

  
 
初日は班ごとに間伐するプロットの調査を行いました
まず、プロットをコンパス測量で設定することも、悪戦苦闘でした
無間伐のヒノキ林は、木が狭い間隔で立っているため、「測量ポールをのぞけいない!」なんていう
トラブルも多々発生します(^^;)
問題が起こったことは、勉強になるし、いい思い出にもなりますね♪
(もちろん、寝坊して遅刻したこともいい思い出になります(笑))
  
 

  

 
  
  

      

      
2日目は、毎木調査の続きをおこない
調査の完了した班から
間伐率を計算して、間伐する木を選木し
伐倒をしていきました

まず
伐倒の方法は、先生に教わります
受け口、追い口、つるのことなど
注意点はたくさんですが、みんな真剣に聞いています

道具もたくさんあるので
状況によって使い分けないといけません

           
先生からしっかりレクチャーを受けて
ついに、班ごとに伐倒です!
見るのとやるのは大違い
間伐用手ノコで切っていくのは、かなりたいへんな作業ですが、大きな木を切り倒すのは快感です^^
大きい木の方が、よく倒れるのでがんばり甲斐もあります

木が混雑しているので、どうしても「かかり木」になってしまいますが
かかり木処理も、みんなで力をあわせて安全にすることができました!
お昼はみんなで山でお弁当を食べました
お天気も良く、先生直伝の炉でお茶を沸かして一息です

  
 

  最終日は、挿し穂の床替えとイタヤカエデの植栽でした

  蒜山の森に植栽してある、スギの天然絞り丸太の中でも、
 選りすぐりの木から作った挿し穂を、床替えしました
 300本くらいある挿し穂の床替えも、みんなでするとあっと
 いう間です!
 
  冬の雪におされて、ぺしゃんこになっていた生後2年の
 スギの挿し穂が、みなさんのおかげで生き返ったように元気
 になりました^^

  
 


  


  最後にバケツリレーで水やりをして完了!



     



 
 
       次はイタヤカエデの苗木の植栽をしました
 林内に移動して、林道沿いに苗木を植栽していきます
 なにを隠そう、60年後のメープルシロップ採取のためです!(笑)
 みなさんの頑張りのおかげで、いいスギの天然絞り丸太と
 美味しいイタヤカエデのメープルシロップが採れるようになる
 と思います(*^^*)

 最後まで、天気が良く暑い中でしたが
 みんな良く頑張っていました!
 お疲れ様でしたー
 植林中 植林中         元のページへ戻る