鳥取大学農学部 Faculty of Agriculture, Tottori University

学部長メッセージ

皆さんよくご存知のとおり、私達人間は非常に多くの問題点に直面しております。現在、地球上では、急激な人口増加による深刻な食料供給問題、過度な開発行為に起因するさまざまな環境問題が発生しています。すなわち、地球温暖化、砂漠化などの環境劣化や、生物多様性の喪失、エネルギー・水資源不足の問題などです。これらは密接に関連し、相乗的に悪循環を形成することもあり、私たちが持続的生活を営む上で極めて大きな脅威となっています。

これらの課題を解決する上で、農学における知識と技術が極めて重要な役割を果たします。それは、農学は動植物や菌類の生命、食料、環境問題など、人間や社会環境に直結する学問領域であるからであります。したがって、農学を追究することは、人類の持続的生存と平和に繋がります。皆さん、一緒に未来を拓く農学を修得して社会に貢献しましょう。

本学農学部は、およそ百年の長い歴史と伝統を有し、これまで、教育・研究に取り組んできました。近年では、鳥取県の地域における問題解決を目指したローカル教育のみならず、メキシコ、タイ、台湾等の海外実践プログラムも導入したグローバル教育も展開し、幅広い視野を身に付ける教育を積極的に進めています。一方、研究では、鳥取という地の利を活かし、地域に密着した研究活動を積極的に進めてきました。代表的な例として、二十世紀梨の研究、砂丘地農業研究とそれに端を発する乾燥地科学研究、菌類きのこ研究、鳥インフルエンザの研究などがあります。これらの研究は、地域の農林畜産業の振興に大きく貢献してきましたが、現在では、日本・世界をリードする先端的・学際的な研究へと進化し、さまざまな問題解決に貢献しています。

鳥取大学農学部では、このように長い歴史と伝統で培ってきた豊富な教育・研究の実績を活かしながら、幅広い視野と問題解決能力を有する実践力のある人材の育成を進めていきたいと考えています。

鳥取大学 農学部長
霜村 典宏

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