教育プログラム(獣医生化学実習)
授業名 | 獣医生化学実習 |
対象学年 | 鳥大1年後期 |
回数 | 4回 |
担当教員 | 志水 泰武、椎名 貴彦(岐阜大学) |
世話教員 | 浅野 淳(鳥取大学) |
実施方式:
夏休み集中、教員移動
概要:
骨格筋組織には多種類のタンパク質が含まれている。本実習では、ウサギ骨格筋から酵素タンパク質であるグリコーゲンホスフォリラーゼbを抽出・精製する。さらに、精製した酵素サンプルの精度と収量を評価するために、酵素活性の測定やタンパク質濃度の測定を行う。酵素精製の過程を通じて、タンパク質の性質を理解する。また、タンパク質試料の取り扱い方法や分析法を習得する。
項目:
第1回 酵素精製1:抽出、等電点沈殿、塩析、透析
第2回 酵素精製2:アルカリフォスファターゼ処理、結晶化
第3回 酵素活性の測定
第4回 タンパク質濃度の測定
評価方法:
出席およびレポートで評価する。
学生へのメッセージ:
積極的に実験に参加し、手を動かしてください。
参考図書など:
プリントを配布する。教科書は指定しない。参考図書として、『獣医生化学実験(獣医生理学・生理化学教育懇談会編 チクサン出版社)』をあげる。