フードシステム科学コースのアドミッションポリシー
私たちは、社会科学の立場から飢餓・環境問題などの解決や安心できる食料の供給システムの開発に関心を持ち、将来起業家や経営者になりたい人を求めています。
教育目的
私たちが教育・研究の対象としているのは、食料の生産・流通・消費に関わる人間の活動です。
私たちが日常的に消費している食料が生産現場から食卓に至るまでには、様々な過程を経ています。私たちは、これらの過程で生じる様々な問題を経済学等の社会科学の手法を用いて検出-診断-解決できる人材の育成を目的にしています。
教育内容
1) 食料・環境・貧困問題などを解決するための社会経済システムのあり方
2) 安全・安心な食品の流通・消費、農業・食品関連産業に関わる問題を解決するための能力を養います。
3) 農業生産の担い手・地域社会の発展を支援する地域社会のマネージャとして活躍するための能力を養います。
教育の特徴
「人間の活動」は、いわゆる「実験」をすることができません。そこで、本コースでは、特にフィールドワークと演習を重視した教育を行っています。フィールドワークでは、国内外の農村調査を通して現実の社会の問題を科学的に理解する力を養成します。また、演習では少人数を対象に、学生の個性を伸ばす教育を行っています。