甘粛農業大学紹介

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概    要

 粛農業大学は農学を中心とする多学科、総合的な農業大学です。その前身は1946に創立された国立獣医学院であります。大学は甘粛省の省政府所在地、甘粛省の中心地帯、蘭州市にあり、キャンパスは美しい風景の大黄河沿いにあります。キャンパス面積は47Ha、建築面積12万平方メートルで、設計よく、環境が美しいです。甘粛農業大学は52年の歴史を持ち、この52年の間、学校の規模は段々拡大し、教育のレベルも徐々に向上して来ました。科学技術研究には沢山の成果があり、国内外の学術交流及び合作研究は活発に行われています。今まで、各専門分野の卒業生は20,000人余りもいました。1978年以来、各研究分野では300余りの研究賞を獲得しており、その中で103の研究項目は省学術及び全国学術賞を獲得してあります。
 学は今現在では5の学院、16の学部(専門部)、24の大学級学科、32の専門学校級学科により構成されています。大学院については、博士学科は4つ、修士学科は18があります。草原学科講座は国家重点科目であり、省の重点学科講座は6つあります。また、9つの研究所及び40の設備完備の実験室があり、さらにコンピュータセンター及び視聴センターは揃っています。
 現在、学校には教職員が1300人います。教師は506人です。教師の中で、教授(研究員)は54人、助教授(副研究員)は213人、講師は180人います。その中で、中国工程院士1人、博士指導教授13人、修士指導教師80人以上います。
 年来、教育改革の深まりに伴い、学校教育は経済建設を中心とし、教学、科学研究、生産を相互的に連結させる教育方針を施行しています。二十一世紀に向けて高能力の農業研究人材を養成するために、学校体制、教学内容、学科の改造と調整、基礎教育の強化、専門領域の増加及び研究方向、研究体制等多方面について改正、改革を行ってきました。国内及び世界レベルの、特色のある学科及び学部建設に努めています。甘粛省または中国西北地区、さらに全国農業近代化の実現に積極的に貢献して行きたいです。

学院、学部(専門部)

大学級学科

専門学校級学科

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国家重点学科点ーー草原科学

 原学科点は草業工程学部と甘粛省草原生態研究所により形成されています。中国境内4つの国家級重点牧畜一級学科点の1つであります。本学科点には4つの教学室、8つの研究室、6つの実験ステーション、1つの国家級種子検査認定センターがあり、3種類の学術誌を出版しています。講師以上の教学研究員が75人おり、その中では教授及び研究員が12人、博士指導教授は8人います。1953年以来、本学科点により養成された大学院生の数は110人にものぼり(文化大革命以前には10人)、その中で博士学位の取得者は17人がいました。1990年から1995年の5年間には20の研究項目について研究賞を獲得しました。研究賞の中では2項目が全国学術賞であり、15項目が省の学術賞であります。40年あまりの間、学科点は草業生態システムの研究を主とする研究体制を形成し、その中では草原生態と資源研究、草原生態科学研究、草地農学研究及び草原保護研究等分野については国内トップレベルにあります。草業生態系統理論及び芝理論研究分野については国際レベルに近い、或いは国際レベルにあります。

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甘粛省重点学科

獣医産科学

 教育研究分野では博士と修士学位の授与権があります。教授が3人います。1987年以来、国際科学基金会、国家自然科学基金会からの15の研究項目について研究をしつづけ、9つの項目は賞をもらいました。特にヤクの生殖生理研究については国際的レベルにあります。

動物解剖学・組織学と胚胎学

 教育研究分野は全国2つの博士授与権のある同分野の1つです。教授が2人、助教授が3人います。今まで卒業された大学院生が23名、その中で博士が6名います。これまでラクダの解剖、ニワトリの神経解剖等9つの研究項目を完成し、5つの研究項目について賞をもらいました。また、国内外の学術誌には100篇以上の論文を発表し、13冊の著作書が出版されました。

作物栽培学と耕作学

 在では教授が3人、助教授が7人います。卒業された大学院生が23名、その中で博士が7名います。主な研究方向としては乾燥地耕作制度の理論と技術体系の研究、オアシス農業地域における高効率継続耕作制度の研究、農業区域開発理論と生産要素最優化組合せ技術の研究、高量産・高効率・高品質の作物栽培技術研究、乾燥地農業APAC系統の研究等があります。

動物生産科学

 教育研究分野は60年代初期から大学院が設立され、修士学位の授与権があります。今まで47名の修士学生を養成しました。本分野での研究力が強く、実験設備が充実されています。特に綿羊・山羊の生産、育種、家畜生態及びヤクの選択育種等領域については国内先進水準にあります。今現在では教授が6人、助教授が10人います。主要な研究方向としては、養羊生産、綿羊・山羊の育種、家畜生態系統と環境、ヤクの選択育種、肉牛生産、家畜養殖生産等があります。

作物遺伝育種学

 教育研究分野には農業生物工程研究所、作物育種研究所、植物生理・生物化学研究室が含まれています。いまは教授が3人、助教授が9人います。これまで26名の修士学生を養成し、国内外の学術誌には100篇余りの論文を発表してきました。現在の研究課題は遺伝工程技術の作物育種への応用、作物高量産・高品質品種の育種、半数体育種等3つです。

植物病理学

 在では教授が1人、助教授が6人います。主要な研究内容は漢方薬草の病害、瓜類の病害、応用毒素と生物工程、作物耐病性品種の選択と繁殖等があります。

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学位授与権を持つ学部と学科

博士学位

修士学位

学士学位

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研 究 機 関

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成 人 教 育

 粛農業大学には新しく設立された成人教育科があります。多分野にわたって社会人を対象にして教育講座を開設しています。主な教育方式はテレビ講座、夜間大学、通信教育、成人専門大学校、短期職業技術訓練、専科教育、教師予備校等があります。いま現在には大学入試予備講座が6つ(コンピュータと現代管理講座、農業経済講座、食品工程講座、食品衛生検査講座、園芸講座、高効率農業と経営管理講座)、テレビ講座が6つ(高効率農業と経営管理講座、現代経営販売と会計講座、現代管理と秘書講座、農学講座、食品工程講座、機械電力講座)、通信教育講座が6つ(園芸講座、農学講座、水利講座、植物保護講座、食品衛生検査講座、畜産獣医講座)、夜間大学講座が3つ(農地水利工程講座、植物保護と検疫講座、食品栄養と衛生検査講座)あります。科学技術の社会応用に大きく貢献しています。これからの成人教育は社会需要に応じて、より多くの人材養成に努めていきます。

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図  書  館

 書館の建築面積は6,923平方メートルで、今現在の図書収蔵量は50万冊です。その中で、中国語図書は42万冊前後で、外国語図書は8万冊です。その他また、視聴資料が800件余りあり、農業古書籍が300冊余りあります。図書館には6つの閲覧室(中外新聞閲覧室、中外雑誌閲覧室、外国雑誌閲覧室、中外参考文献検索室、情報資料閲覧室、教師図書閲覧室)があります。図書館は全学校の図書情報中心であり、甘粛省での農業関係図書収蔵量最大の専門館でもあります。1994年8月には国連食糧農業機関の指定により国際ヤク研究情報センターを本図書館に設置しました。

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コンピュータセンターと視聴センター

 粛農業大学にはコンピュータセンターと視聴センターがあります。
 ンピュータセンターには最新型のハートウェア及びソフトウェアが装備され、各分野のコンピュータ教育が計画的に行われるようになってきました。同時にソフトウェアの開発、社会に面する公開講座及びハートウェアの修理等業務が活発に行われています。
 聴センターは基礎設備とテレビ教材の建設を重視し、録音(画)室、コントロール室、放送室及び3つの視聴室があります。対応の設備も整備されています。3つの有線チャンネル番組が同時放送できます。また、マルチメディアのソフトウェア制作、センターとターミナールの設備配置を重視しています。高等農業教育理論研究、教学実践及び実験・実習のネットワークシステムを形成しつつあります。

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