鳥取大学農学部 Faculty of Agriculture, Tottori University

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スマート田植機による田植えを行いました.

令和5年6月14日,植物菌類生産科学コースの3年生を対象にした農場実習(農業演習Ⅱ)において,附属フィールドサイエンスセンターの大規模水田でスマート田植機による田植えを行いました.本学は令和3年度に文部科学省「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DX をけん引する高度専門人材育成事業」に採択され,翌年度末に導入されたスマート農機群(田植機,管理機,収量コンバイン)のうちの1台が,このスマート田植機です.鳥取大学農学部での研究開発を基に市販された田植機で,リアルタイムで作土深と土壌肥沃度を測定して適切な肥料量を計算し,側条施肥しながら田植えを行うことができます.本実習に参加した学生は,タブレット端末で取得したデータをチェックし,水田の状態や減肥の程度を確認していました.本学部では,令和5年度以降に入学した学生を対象に,「農業DX人材養成プログラム」を立ち上げました.上記のように,農作物の生育やその栽培環境などをデータで捉える農場実習に加え,農業DX関連科目や食の6次産業化プロデューサー関連科目も履修することで,農業DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用して農業に貢献できる高度な人材を養成していきます.

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