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リンドウ科植物に特有の苦味配糖体がアーバスキュラー菌根菌の菌糸分岐を活性化することを発見
鳥取大学大学院連合農学研究科・富永貴哉大学院生(現奈良先端科学技術大学院大学・日本学術振興会特別研究員)、鳥取大学農学部生命環境農学科・上野琴巳准教授、上中弘典准教授らの研究グループは、リンドウ科植物に含まれる苦味配糖体「ゲンチオピクロシド」と「スウェルチアマリン」がアーバスキュラー菌根(AM)菌の菌糸分岐を促進することを発見しました。本研究により、リンドウ科植物の苦味物質からAM菌の感染を促す農業資材を開発できると期待されます。本研究成果は2023年9月1日付で米国植物生理学会誌「Plant Physiology」にオンライン掲載されました。詳細は鳥取大学プレスリリースをご参照ください。