伯耆富士とは、鳥取県西部にある火山、大山(だいせん)のことです。
標高1,729mの独立峰で、北側と南側から見たときと異なり、西側から見ると富士山に似ていることからこう呼ばれます。 古くから、山岳信仰が盛んで、大山へ参拝する人々が歩いた「大山みち」という道が残っています。 現在は大山隠岐国立公園に指定されています。 上の写真は、西側から見た大山、下の写真は北側から見た大山です。 こう見ると、まったく違う顔を見せるということが分かります。 西側から見た大山は、優美な伯耆富士で女的。 北側と南側から見ると、険しい山襞を見せ、男的と表現されます。 伯耆の森から眺める大山は、まさに富士山のようで、晴れた日にはきれいな三角形を見ることができます。 こんな日には、なにか御利益がありそうな気分になりますね。 |
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