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令和8年度鳥取県農林水産業産学官技術会議が開催されました
8月26日(水)、鳥取県園芸試験場において鳥取県農林水産業産学官技術会議が開催されました。本会議は、農林水産業分野の産学官連携を一層推進し、生産現場が抱える様々な問題を解決することを目的としています。大学、農林水産業団体、県等が一堂に会し、試験研究課題について、各機関が役割分担しながら、研究・技術開発から実用化に取り組み、鳥取県農林水産業の更なる発展を目指しています。
今年度は、JAなどの農林水産業団体関係者、農業試験場などの鳥取県関係者及び明石学部長をはじめとした農学部関係者ら25名が出席し、令和9年度に試験研究を要望する課題への対応・処理方針や、試験研究機関の間で連携・協力が必要な課題について報告が行われ、県内農林水産業の生産現場が抱える様々な課題の解決に向けて意見交換を行いました。
また、鳥取大学名誉教授山本定博先生が「水田転換畑における白ネギ生産の安定化―土壌断面診断に基づく排水・土壌改善と地域協働による社会実装へ―」、鳥取県園芸試験場池田隆政場長が「梨AI選果機の開発について」、鳥取県水産試験場底魚資源室足立憲平研究員が「スルメイカの漁場予測について」と題して、それぞれ研究成果や取組について紹介し、今後の研究や生産現場での活用等について意見交換が行われました。
山本名誉教授のご報告では、大学、普及所、生産者、行政からなるコアメンバーを中心に、令和4年度から現場の課題を共有し、土壌断面の観察、改善対策の検討、試行、検証を重ねてきたこと、多様な主体が現場で対話し、試行、検証、フィードバックを繰り返す共創のプロセスを通じて、圃場ごとに異なる阻害要因を的確に把握し、現実的な改善策につなげることができたこと、その積み重ねによって、地域における「土壌の健康」の向上と、診断手法および改善技術の着実な社会実装につながっていることが紹介されました。



