７月３１日～８月４日の５日間、農業実験実習講習会を開催しました。本講習会は高等学校の農業系教員の科学的農業技術の向上を目的としたものであり、本学部の教授陣等によって、「食糧生産と環境」「有機栽培」「６次産業」「乾燥地農業」「インフルエンザ」「農作業の機械化」などをテーマとした多数の講義を行うとともに、鳥取大学産の早優利（梨）の糖度測定、キノコの胞子の顕微鏡観察、土壌中の電気伝導度やPHの診断測定及びウイルスの赤血球凝集試験など多彩な実習を実施いたしました。

講義等終了後には活発な意見交換や質疑応答が行われ、大変有意義な講習会になるとともに、高校の先生方の技術や知見向上の一助になったかと思います。

本講習会には、千葉、静岡、石川県など11府県から22名の先生方が受講され、講義等を通じて本学部の最先端かつ特徴的な研究内容にも触れられ、本学部の魅力を現場の高校生にもアピールしていただくことを期待しています。