鳥取大学農学部 Faculty of Agriculture, Tottori University

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農学部の竹村准教授らの研究課題が「戦略的スマート農業技術等の開発・改良」に採択

このたび、農学部生命環境農学科の竹村圭弘准教授らの研究課題が、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構生物系特定産業技術研究支援センターの「戦略的スマート農業技術等の開発・改良」に採択されました。本事業は、生産現場のスマート化を加速するために必要な農業技術の開発及び改良を推進する事業であり、本研究課題は2024年度までの3年間実施されます。

【研究課題名】
『花粉採取と受粉作業の省力化を可能にするスマート農業技術の開発』

【概要】
 本研究課題は、国内の果樹生産が安定して行えるよう、受粉用の花粉採取と受粉作業の省力化を可能にするスマート農業技術の開発を目的としています。国内で生産されている多くの果物は、自身の花粉による受粉では結実しない機構をもっているため、他品種の花粉を使っての人工受粉が必須となっています。しかしながら、多大な労力が掛かる花粉の採取作業と受粉作業はほぼ同時期に行わなければならないため、両作業の省力化が必要とされています。そこで本研究課題では、花粉の採取時間を大幅に削減する自走式花蕾採取機と機械採取に適した樹形の開発に取り組みます。これと同時に、受粉作業の省力化に大きく貢献する自立飛行ドローン受粉システムを開発します。

【研究期間】
3年間(2022年度~2024年度)

【研究代表者】
竹村圭弘(鳥取大学農学部生命環境農学科 准教授)

【参考】
農研機構生物系特定産業技術研究支援センターホームページ
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/smart-nogyo/index.html

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