教育プログラム(人獣共通感染症学実習)
授業名 | 人獣共通感染症学実習 |
対象学年 | 4年後期 |
回数 | 4回 |
担当教員 | 伊藤 壽啓、伊藤 啓史(鳥取大学) |
世話教員 | 杉山 誠、伊藤 直人(岐阜大学) |
実施方式:
夏休み集中、教員移動
概要:
1997年以降、高病原性鳥インフルエンザウイルスの感染による人の死亡、あるいは2009年の豚インフルエンザウイルスに由来する新型インフルエンザの出現等、インフルエンザは人に重大な危害を及ぼす人獣共通感染症の1つである。本実習ではインフルエンザの診断として、ウイルスの分離、血清学的同定および遺伝子診断法について実習を行う。
項目:
第1回 インフルエンザ(ウイルス)概要説明、 インフルエンザウイルスの分離~鶏卵接種
第2回 インフルエンザウイルスの分離~赤血球凝集(HA)試験
第3回 インフルエンザウイルスの血清学的同定~赤血球凝集抑制(HI)試験、 ノイラミニダーゼ阻止(NI)試験1
第4回 NI試験2
評価方法:
出席、実習態度、レポートによる。
学生へのメッセージ:
病原微生物を取り扱うため、無菌操作を習熟しておくこと。微生物学、伝染病学等の関連分野の復習をしておくこと。
参考図書など:
プリントを配布する。