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  あらゆる”いのち”の専門家の育成
 
 【教育目的】人獣共通感染症や家畜伝染病の大規模な発生、伴侶動物や野生動物に対する国民の意識の変化などにより近年大きく様変わりし、その重要性が増してきた「動物と社会の繋がり」と「動物と人の健康と福祉」をキーワードに、動物の健康の増進や公衆衛生の向上に寄与することができ、また、人間社会や環境における健全性の維持に貢献する動物(伴侶動物、産業動物、実験動物、野生動物)の命の専門家を育成します。そのため、日本だけでなく国際社会をリードする者に不可欠な教養教育を基盤に、動物に関わる総合的・実践的かつ高度な獣医学教育を展開します。
 
 【教育目標】6年間の教育課程を通じ獣医学の知識と技能を習得させ、次のような人材の輩出をめざします。
 
1)  1伴侶動物、産業動物、実験動物、野生動物の健康の維持に関する幅広い知識と技能を有する人材
 
2) 口蹄疫のような大規模家畜伝染病の突発的な発生などに際しても対応できる問題解決能力を有する人材 。
 
3) 未知の疾患や難治疾患に接した際などにも対応策を探し出すことができる科学的・論理的思考力を有する人材
 
4) 災害などに際して動物の健康維持のみならず公衆衛生業務にも迅速に携わることができる実践的行動力を有する人材
 
5) コミュニケーションスキルが高く、動物の所有者との信頼関係構築や衛生行政の円滑な遂行などに必要な社会性と獣医学関連海外事情を積極的に収集できる国際性に優れた人材
 
6) 食の安全・安心や家畜感染症及び人獣共通感染症などに対するリスクマネジメント能力を有する人材
 
7) 国際獣疫事務局(OIE)のミニマム・コンピテンシーに記載されている多様化、高度化、国際化しつつある獣医学に対する社会的要請に対応し、公共獣医事(Veterinary Service)を担うことができる人材

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