鳥取大学は長年,砂丘や乾燥地における環境と農業の研究を続けてきた。この研究を基盤として,世界の乾燥地が直面する複雑な問題を理解し解決策を見いだすこと,さらに乾燥地の住人の文化や生活を理解し,国際的なマインドで活躍できる人材を養成する。このためには総合的で学際的な活動が必要であり,多様な分野の教員と世界の乾燥地研究機関が連携して教育・研究を行う。
国際乾燥地科学コース
乾燥地の気候や水資源,乾燥地に生きる生物の特徴や自然生態系,灌漑や土壌・栄養など乾燥地での農業生産環境,乾燥地での植物栽培と作物の遺伝生理,さらに住人の暮らしと知恵を体系的に学習し,問題解決能力を高めることによって,国際的な場でも活躍できる人材を養成する。
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