生命機能を分子レベル・遺伝子レベルで解明し,生命機能の活用をはかり,また植物,動物,菌類等の多様な遺伝資源を活用することで,人類が直面している食料・健康の問題,地球が抱える砂漠化・環境問題に取り組める人材を養成する。
植物菌類資源科学コース
農林業において相互に関わりの深い2つの生物群である植物と菌類について,その多様性と遺伝資源の重要性に対する理解を深める教育を行う。対象生物に関する分類・生態学的特性の把握とともに,細胞工学,染色体工学,遺伝子工学等の生物改変技術の適切な利用により,人類が直面する食料・健康問題,砂漠化,地球温暖化等の環境課題の解決に貢献できる人材を養成する。
生命・食機能科学コース
多様な生命現象の解明,生物資源の有効利用,食品の栄養と機能の評価,食品の効率的生産に関わる因子等についての高度な知識と技術を有する人材を養成する。生命分野では代謝産物や化学物質の生体に及ぼす影響,免疫・老化のメカニズム,食機能分野では栄養素や食品の機能性の評価,生物機能を利用した有用物質の生産,食品としての動植物の効率的生産についての教育・研究を行う。
|